お久し振りです。Fe(てつ)です。
5月11日に行われた2025シーズンJ2第15節、FC今治対ジェフユナイテッド市原・千葉の試合を現地で観戦したので簡単に振り返ります。
ジェフ千葉といえば、1992年のJリーグ発足時からあるチームの一つです。
そんな「オリジナル10(おりじなるてん)」との一戦だったので、シーズン開幕前から楽しみにしていた試合です。
オリジナル10との一戦
首位と4位の試合
今治は第14節終了時点で勝点25の4位。
全日程が終了していないことは重々承知の上で、J2初挑戦のシーズンでこの結果はかなり素晴らしいです。
正直に打ち明けるとシーズン開幕前はもっと苦しい試合になると思っていました。
何位にいるのかは予想できませんでしたが、プレーオフ出場圏争いに位置しているとは思っていなかったので本当に嬉しいです。
そして、今日の試合はオリジナル10であり、現在首位を走っているジェフ千葉。勝点は32。
勝点差は7ですが、今日の試合に勝つことができれば4に詰めることができ、自動昇格圏により近付くことができます。
ジェフ千葉としても首位をキープしつつ2位以下との勝点を離したいということから、お互いにとって落としたくはない一戦だったと思います。
2階席の最後列

前回がバックスタンドの最前列ということで、今回はメインスタンド2階の最後列にしてみました。
全体を見たい私にとって、この位置はかなり良かったです。
程良い遠さなので選手の判別は問題ありませんし、基本的には目の移動だけでピッチ全体を見渡すことができます。
メインの1階席も座ったことがあるのですが、総合的にこの席が最高だったので、メインの 2階席をまずは買うようにして、次に1階席かバックの最後列を買うようにしようと思います。

そして、POTATO STANDさんのフライドポテトのバスケットを食べながら観戦しました。
値段は900円。2種類のフライドポテトがそれぞれ結構な量入っていて、試合のお供としてとてもよかったです。
試合内容
0−1で敗戦
今シーズンの今治はホームでこれまで1勝と、アウェイに比べてホームでなかなか結果が振るわない状況です。
今日は相手が首位ということもあり、チャレンジングな試合になると思っていました。
結果は0−1で敗戦。
今治は果敢に攻撃しゴール前まで迫ることもありましたが、ジェフ千葉の守りを崩し切ることはできませんでした。
守備ではピンチらしいピンチはほとんどなく、千葉相手にもしっかり戦えていたように思います。
それでも86分に、不運にも相手のクロスを弾こうとしたボールがゴールに入ってしまっての失点。
こうした失点は起こりうることですし、ボールに触れた新井選手の対応が悪かったとは思っていません。
それだけにこの失点が本当に悔やまれます。
各チームの攻撃と守備


今治は攻撃時3−1−4−2、守備時5−3− 2。


千葉は攻撃時4−1−4−1、守備時4−2−3−1。
今治はこれまでと大きく変わらずにウイングの上下動によるフォーメーションの移行です。
一方、千葉は4−2−3−1が基本フォーメーションであり、攻撃時には中盤の選手の内1人が上がって4−1−4−1へ可変していました。
今治攻撃時

今治の攻撃時は噛み合わせ上、千葉はマンツーマンディフェンスのような形になります。
千葉はこの形を活かして前線からプレスをかけてきて今治の選手に落ち着いてボールを持たせないようにしていました。
ただ、常にハイプレスを続けてくるわけではなく、今治の陣形が広がっているときやバックパスをしたときに合わせて積極的にプレスをしていた印象です。
一方で今治は1対1で抑えられているので、なかなか近場の出しどころがなく後ろから繋いでいく場面は多くはなかったと思います。
そこで、今治は 2トップの一角であるヴィニシウス選手のポストプレーや相手の最終ラインの裏へロングボールを送っていました。
千葉攻撃時

千葉の攻撃は、スペースが生まれやすい今治の2トップの脇のエリアを使ったビルドアップが主体でした。
千葉のSBは比較的ボールを持てるので、SBとアンカーを起点にボールを繋いでいました。
基本的にはサイド攻略をはかっていましたが、ウイングへのロングボールはあまり使用せず、あくまでもビルドアップを重視した攻撃だった印象です。
今治は相手SBがボールを持つのは織り込み済みのようで、あくまでもSBからの供給先を抑える形をとっていました。
個人的なポイント
ここからはいつも通り好き勝手述べていきます。
守備
陣形を崩さずにサイドへ追い込む

これまでの試合では、相手SBにボールが渡ったときに最終ラインのウイングがプレスをかけることが多かったです。
この形は相手SBに全く圧がかかりませんし、5バックを自ら崩してしまっていてあまり良くないと思っていました。

今日の試合では相手SBにボールが渡ったとき、トップや中盤の選手がじわりと寄せていく形をとっていて、5−3−2の陣形を崩すことなくサイドに追い込むことができていました。
そして、SBだけではなくCBへのプレスもこれまでに比べて回数が少なく、最終ラインではある程度相手に持たせるようにしていました。
千葉がロングボールをあまり活用してこなかった面もありますが、ハイプレスをかけるところと引くところをしっかりチームで共有されていたのは非常に良かったと思います。
相手中盤の抑え方
一方で相手の中盤の抑え方が気になりました。

千葉は最終ラインからはロングボールを多用せずに、アンカーを経由したビルドアップが主体でした。
相手のアンカーは今治のトップと中盤のライン間にいるのですが、アンカーをトップが抑えるのか中盤を抑えるのかが曖昧なままになっていて、アンカーへのパスをなかなか止められていませんでした。
前半の途中からは中盤がアンカーを抑えにいくようになっていたのですが、トップの選手とのプレスが連動しておらず、トップがSBへプレスをかけたところに遅れて中盤が出ていっており、プレスがいなされていました。
個人的には、
- トップがアンカーへのパスコースを消しながらプレスをかける
- 中盤が抑えにいったところから連動してプレスをかける
といったやり方があるかなと思います。


ちなみに、千葉は今治がアンカーを抑えにきていることに対応して、後半からは中盤を2枚にして、4−2−3−1でビルドアップをしていました。
中盤の枚数が増えたことでより捕まえづらくなっていました。
前線からのプレスの形はもう少しチーム全体でしっかりと決めておいた方がいいかなと思います。
攻撃
ポストプレー以外の形が欲しい
これは毎回気になっていることですが、ロングボールがほとんどヴィニシウス選手のポストプレーなのがずっと気になっています。
今日の試合でも基本的にはロングボールはヴィニシウス選手目掛けて蹴っていました。
ヴィニシウス選手がポストプレーでボールを収められたシーンがほとんどなかったと思います。
ヴィニシウス選手はポストプレーよりもライン間でボールを受けた方がサイドへボールを散らしたりドリブルで持ち運んだりでき、彼の強みも活きてくると思っています。
もちろん、ゴールキックや低い位置からのフリーキックでヴィニシウス選手をターゲットにするのはいいのですが、ほとんどがヴィニシウス選手だと相手も対応がしやすくなってしまいます。

そのため、ポストプレーに加えて0トップのような役割を与えるなど、ポストプレー以外の攻撃の形をそろそろ用意してほしいです。
サイドの裏抜け

ロングボールはヴィニシウス選手へのポストプレーヤーがメインではあるのですが、時々裏抜けを狙うことがありました。
裏抜けは大きく中央とサイドの2パターンあるのですが、中央からの裏抜けは相手GKが出てきて対応されてしまうので、あまり効果がありません。
一方でサイドからの裏抜けはGKが出づらく、相手の陣形を一気に押し下げられるのでロングボールの攻撃の一つとして有効です。
裏抜け後に相手にボールを奪われても相手サイドの低い位置からプレスできます。
今日の試合でも回数は多くないものの裏抜けをするシーンがあり、相手ゴール近くまで迫れていたので、もっと裏抜けを活用してもいいと思います。
ただ、今日の試合での裏抜けは選手のアドリブ的な側面が強く、チームとして共有する必要があると思います。
まとめ
悔しい敗戦
今日の試合は本当に悔しい結果でした。
試合内容もほぼ互角といっていいものでしたし、勝てるチャンスもありました。
それだけに点を取れなかったのが残念です。
失点もオウンゴールと、悔いが残るものでした。
それでもオリジナル10であり、現在首位の千葉相手にしっかりと戦えていたのは本当に素晴らしいことですし、次節以降もこれまでと変わらない熱いプレーを見せてほしいと思います。
勝つところを見たい

2025シーズンのFC今治は第15節終了時点で5位と、非常に好調な成績を収めています。
一方で、これまでのホーム戦では1勝のみと、意外にもホームではあまり勝てていません。
今日も含めるとこれまでホーム戦を4試合観戦しましたが、私が観た試合では2敗2分となかなか勝利を拝むことができていません。
これまで観てきた試合はどれも白熱した試合でしたし、どれも現地で生で観れて良かったと思える試合でした。
それでもやはり応援しているチームの勝つ姿を見たいというのが本音ではあります。
この目で勝利を見届けられる日を楽しみに、これからも応援していきます。


