オメガとロレックスの腕時計を手放した話

趣味・私物
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お久し振りです。Fe(てつ)です。

今回は機械式腕時計を2本売却した話をします。

私は中学生の頃に腕時計に興味を持つようになり、G-SHOCKとの出会いを機にハマっていきました。

その後、色々な腕時計を購入し、現在は5本持っています。

どの腕時計も気に入っていたのですが、何年か使っているうちに腕時計は複数本持たなくても良いのではと思うようになりました。

そこで、思い切ってオメガとロレックスを手放し、持ち物を更に厳選することにしました。

機械式腕時計を持ってみてどうだったのか、実際に売却しての感想などもお伝えできればと思います。

腕時計コレクション

腕時計は全部で5本

私が持っている腕時計は売却前時点で5本。

内訳は機械式が3本、クォーツ式が2本になります。

腕時計5本というとマニアからすれば少ないし、かといって腕時計に興味のない人からすれば多い本数だと思います。

機械式とクォーツ式の違いは針などを動かす力にあります。

機械式は中にバネの一種であるゼンマイが入っていて、ゼンマイがほどけるときの力を利用して針を動かしています。手巻きのオルゴールと同じ仕組みと思ってもらえればイメージしやすいです。

一方で、クォーツ式は電池などの電気の力で動いています。壁掛け時計や置き時計といったあらゆる時計に広く使われているので、クォーツ式の方が馴染みがある人が多いと思います。

なお、クォーツ(Quartz)は水晶のことで、クォーツ式の時計には中に人工水晶が入っています。

水晶は面白い物質で、水晶に電気を流すと規則的に振動する性質を持っていて、腕時計では約3万2,000Hz(1秒間に3万2,000回振動する)という高い周波数を利用して針を動かしています。

【機械式】オメガ、ロレックス、グランドセイコー

持っている機械式腕時計は以下の3本になります。

  • 【オメガ】スピードマスタープロフェッショナル
  • 【ロレックス】オイスターパーペチュアル36
  • 【グランドセイコー】SLGH005

【オメガ】スピードマスタープロフェッショナル

スピードマスタープロフェッショナルは私が腕時計に興味を持つきっかけになった時計。

型番は311.30.42.30.01.005で第7世代です。

第4世代はNASA(アメリカ航空宇宙局)の公式装備品に採用され、アポロ11号とともに月へ行ったとかなんとか。

そして、月面着陸時の仕様が今も継承されているようで、文字盤を覆うガラスにはヘサライト(アクリルガラス)が使われていて、手巻きのムーブメントが搭載されています。

ちなみに、このモデルは生産終了になっていて、現在は第8世代が販売されています。

【ロレックス】オイスターパーペチュアル36

高級腕時計ブランドとして恐らく最もメジャーなロレックス。

私は日付表示のない腕時計が好きで、日付表示がない小ぶりなメタルバンドの腕時計を探していたところ、この時計に行き着きました。

型番は126000で現行モデルです。

ちなみに、この時計の名前はロレックスの三大発明のうちの2つ「オイスターケース」「パーペチュアルローター」から付けられています。

ちなみに、ロレックスの三大発明は以下の3つ。

  • オイスターケース:1926年に開発された世界初の防水ケース
  • パーペチュアルローター:1931年に開発された世界初の両方向自動巻き機構(着用時の腕の動きでゼンマイが巻き上がる仕組み)
  • デイトジャスト:午前0時頃に瞬時に日付が切り替わる機構

【グランドセイコー】SLGH005

腕時計に興味を持ってから色々なブランド・モデルを見たり試着したりするうちに、次第にグランドセイコーを1本は持ちたいなと思うようになりました。

そんなとき、この腕時計が発表されたときにこれだ!と思いました。

岩手県のグランドセイコー工房の近くに群生している白樺林。それをモチーフにした特長的な文字盤はグランドセイコーならではかなと思います。

型番はSLGH005。現行モデル。

グランドセイコーの腕時計にはモデル名がなく、全て型番で管理されていますが、この腕時計は「白樺」の愛称が付けられています。

【クォーツ式】G-SHOCK、セイコー

クォーツ式は2本持っています。

  • 【G-SHOCK】GIEZ GS−1300−1AJF
  • 【セイコー】セイコースピリット 7N43−9080

【G-SHOCK】GIEZ GS−1300−1AJF

これが人生で一番最初に手にした腕時計で、かれこれ15年の付き合いになります。

非常に高い耐衝撃性を持つG-SHOCKの今は亡きGIEZ(ジーズ)シリーズの1本。

ソーラー電波、ストップウォッチ、タイマー、ワールドタイム、アラーム、針位置自動補正と必要以上の機能が備わっています。

この時計は耐久性も高く、15年間ノーメンテナンスでも故障がなく使い続けられていて、壊れる気配すらありません。

ただ、10年目あたりでラバーベルトの一部が割れてきたので、メーカーの在庫品と交換しました。

【セイコー】セイコースピリット 7N43−9080

G-SHOCKだとカジュアルかなと思って、就活用として購入したのがこの時計。

ソーラー電波ではないシンプルなクォーツ式時計ですが、ケースサイズも大きくなく薄くて軽いため、かなり利便性が高いです。

日付・曜日表示があるのも思ったより使い勝手が良く、就活時よりも社会人になってからの方が活躍しました。

ただ、数年前から電池もちが悪くなり、近所の時計店には「修理するよりも新しい時計を買った方が良い」と言われ、今は引き出しにしまっています。

ちなみに、スピリットシリーズは2017年に廃止され、今はセレクションシリーズに再編されています。

腕時計の売却

オメガ、ロレックスを売却する

さて、ここからは本題の腕時計を売却した話。

結論からお伝えすると、オメガとロレックスを手放すことにしました。

腕時計に不満はなかったのですが、何年か使ううちに機械式腕時計を複数本持つことのデメリットを感じるようになってきたのが理由です。

せっかく買った腕時計を売却するのはもったいないから、時々付け替えながら楽しんだら良いのでは?と思う人もいるのかなと思います。

しかしながら、機械式腕時計は長期間とめたままで保管することに向いていません。

というのも、機械式腕時計は長期間とまったままの場合、内部の油が劣化して固まってしまうことがあり、再び動かしたときに部品が破損するなどの不具合につながる恐れがあります。

そのため、月に1回は動かした方が良いとか、3ヶ月に1回はゼンマイを最大まで巻き上げた方が良いとかいわれています。

クォーツ式なら電池は2、3年もつし、ソーラー充電機能があれば基本的にとまることはないので、気軽に付け替えができますが、機械式はある程度間隔を決めて使うといった工夫が必要になります。

私の場合、2週間ごとに機械式腕時計をローテーションしていました。

始めのころは付け替えを楽しめていたのですが、次第にわざわざローテーションしてまで機械式腕時計を持つのも手間かなと思うようになりました。

グランドセイコーを残した理由

腕時計を楽しんでいるのか、ただローテーションしているだけなのか思いを巡らすものの、どれもお気に入りの時計のためなかなか手放す判断ができませんでした。

ただ、このまま行くのか、手放すのか、決められないまま半年ほど思い悩んでいたこともあり、思い切って2本手放すことを決めました。

手放すにあたって、3本の時計を自分なりに比較して残す腕時計を決めました。

まずは簡単にスペックを比較します。

ブランドオメガロレックスグランドセイコー
ケース径42mm36mm40mm
パワーリザーブ48時間70時間80時間
ムーブメント手巻き自動巻き自動巻き
防水5気圧100m10気圧
重さ156g124g178g

次に、私の独断と偏見による比較結果は以下の通り。

ブランドオメガロレックスグランドセイコー
視認性
ビジネス
プライベート
装着性
ムーブメント
重さ

比較表を参考にしつつ、最終的にはより合理的・感情的な基準

 ①少しでも手間が減るムーブメント・パワーリザーブであること

 ②腕に乗せたときに一番心がおどるもの

の2つを設け、これらに最も近かったのが、グランドセイコーのSLGH005でした。

そのため、グランドセイコーを残してオメガ・ロレックスを手放すことにしました。

手放したことを後悔する可能性も大いにありましたが、そのときは後悔するほど良い時計だったと思うことにしようと腹を決めました。

買取結果

腕時計の売却はインターネット経由や店舗買取などがありますが、今回は店舗買取を利用しました。

買取結果は次のとおりです。

ブランドオメガロレックス
買取価格430,000円770,000円
購入価格605,000円588,500円
差額-175,000円+181,500円
買取率71%130%

2本合わせて購入価格が1,193,500円。買取価格が1,200,000円だったので、金銭的には損失がない結果になりました。

これは、近年ほとんどのモデルにプレミア価格がつけられているロレックスが含まれているためで、一部のブランド・モデルを除いて腕時計の買取率が100%を越えることはありません。

ロレックスの買取率は全く参考にならないのですが、オメガが70%もあったのは意外でした。

相場には詳しくはないのですが、買取率は50%あれば良い方だと思っていたので、嬉しい誤算でした。

これに関しては最近の物価高騰により、腕時計の価格自体が上がり続けていることも影響しているのかもしれません。

また、そもそも私は売却する予定はなく、何十年も使い続けるつもりで普段から丁寧に扱っていたこともあり、状態が良かったのかなと勝手に思っています。

機械式腕時計を持ってみて

先駈けはFOSSIL

私の初めての機械式腕時計は大学生の時に購入したFOSSIL(フォッシル)のME3027でした。

機械式腕時計が一体どんなものなのか試してみたかったけれど、名の知れたブランドの時計は高くて買えず、なんとか手の届く腕時計がFOSSILでした。

現在は兄弟にあげたので手元にありませんが、この腕時計で良くも悪くも機械式腕時計を学ぶことができたと思います。

正直、機械式腕時計としてのデキはイマイチで、私が購入した個体は一日で数10分も進んでいたため、毎回時刻を合わせる必要がありました。

それでも電気を一切使わずに、ゼンマイの力だけで動く機械式腕時計の魅力は十分感じられたので悪くはない買い物だったと思っています。

機械式の使い勝手は案外良い

電気的エネルギーを一切使わずに動く機械式腕時計。

私はもう何年も機械式腕時計をメインに使っています。

仕事やプライベートの垣根なく使ってみて、個人的に機械式腕時計の良い点は「腕時計がと

まることを気にしなくても良い」だと思います。

機械式腕時計はゼンマイがほどけると動かなくはなるのですが、ゼンマイを巻けば動き出すし、自動巻きタイプなら腕につけておけば知らないうちに巻き上がります。

私の場合、月曜の朝にとまっていることが多かったのですが、通勤している間にいつの間にか動き出していて、始業前の一息として時刻を合わせるということをしていました。

一方、クォーツ式は当たり前ですが、電池が切れると交換しない限り再び動き出すことはありません。

ただし、電池は3年程もちますし、電池残量が少なくなると秒針が2秒ずつ進む予告機能がついているので、急にとまって困ることはありません。

自分で電池交換ができる人ならば問題はないのですが、わざわざ電池のために時計店に行くのは手間がかかることだと思います。

そういう意味で、とまっても特に気にせず使うことができるのは機械式の良い点なのかなと思います。

腕時計はソーラー電波が最適解

腕時計は手軽に時刻を確認することができる便利なツールです。

時間確認ができれば良いので、保管や使用に手間をかける必要はないと思っています。

とまることをそこまで気にしなくても良いといっても、ゼンマイの巻き上げが必要な機械式や、どうしても電池交換が発生するクォーツ式は手間がかかる瞬間があります。

なので、腕時計に合理性を追求するならソーラー電波(ソーラー充電+電波受信による時刻修正機能)が最適解になります。

実際に、私はG-SHOCKを15年近くずっと使っていますし、普段は全くのノーメンテナンスでもとまることなく正確な時刻を示し続けてくれています。

これまで色々な腕時計を使ってきましたが、結局、ソーラー電波を越える利便性がある時計には出会えていません。

そのため、よっぽど機構が好きだとか、そのデザインでなければ嫌だというわけでないのであれば、ソーラー電波機能がある腕時計の中から気に入ったものを選べば失敗はないと思います。

昔はよく見られたザ・ソーラーパネルな文字盤も今はほとんどなく、デザインもかなり洗練されているので満足のいく腕時計に出会えると思います。

お気に入りの1本を

腕時計に関してはソーラー電波がほとんどの人にとって最適な選択になります。

そして、時計を腕につけるのではなく、ガジェットを装着したいのであればスマートウォッチも有用です。

つまり、手間なく時間確認をするツールを求めている人にはソーラー電波で、着信・通知の確認や健康管理をしたくて、ついでに時間が分かればいいという人にはスマートウォッチというのが私の結論です。

わざわざ高いお金を払って機械式や、安価とはいえ電池交換をしないといけないクォーツ式を使うのは合理的ではないという話。

ただ、これだけは伝えておきたいのが、

「合理性の追求が人生ではない」

ということです。

30歳のまだまだ半端者の考えですが、他人から見ると非合理なこと・無駄なことにお金と時間をかけているかが人生の楽しみに繋がっていると私は思っています。

私の場合は腕時計がその一つで、G-SHOCKを買ってもらったときに、何10分もただただ針の動きを眺めていたときや、機械式の針が動く音を聞いていたとき、腕時計の付け替えを楽しんでいたときなど、他人から見ると無駄でもったいない時間とお金の使い方だと思っていますが、私にとってはかけがえのない想い出です。

他にもスマホゲームに何万円も課金したことやアニメグッズを大量に購入したことなど、今思えば非合理だったと感じることも全てが今の私に繋がっています。

今回も、機械式腕時計をまだまだ楽しみたいという私の願望を大事にしたため、機械式を全て手放さず1本残しました。「今の自分」にとって合理性と感情の一番バランスが取れている選択をしました。

なので、合理性のみを追い求めるのではなく、機械式やクォーツ式、スマートウォッチなど色々な腕時計の中から、自分が欲しいと感じるもの・お気に入りの1本を見つけ、腕時計を楽しんで欲しいと思います。

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